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わくわくドキドキ市民活動 (2010年7月)

 6月12日(土)、13日(日)に滝野川会館にて、「おちゃのこ祭祭2010〜こころをつなごう 未来と笑顔〜」が開催されました。大盛況のもと終了した同イベントの模様をレポートしました。

おちゃのこ祭祭 〜こころをつなごう 未来と笑顔〜

 今年も6月の第二土日、12、13日の2日間「おちゃのこ祭祭」が開催されました。
 スタンプラリーでは、「笑顔」という今年のキーワードでスタンプ台紙を作成し、当日は子どもたちに「笑顔で、スタンプもらってね!」とメッセージを伝えながら台紙を渡しました。今年は、寄付された緑のメッシュベストをスタンプ当番さんが着ているのでわかりやすくなりました。

スタンプラリー スタンプラリーに参加しているのは32団体。スタンプを15個集めれば、景品1個、全部回ったら景品は2個。この景品集めが年々大変になっています。景品はすべて寄付で、家庭で使われなくなったおもちゃや、新品の商品などいろいろ。善意の気持ちが込められているためか、リユースのものでもきれいです。
 子どもたちがスタンプを集めて戻ってくると、受付の担当者がカウントして、ご苦労様スタンプを押し、子どもたちが自由に景品を選びます。時間をかけて探し、やっと気に入ったものを決める様子が真剣でかわいく、景品探しの様子はこちらも無頓着でいられます。なぜなら、子どもたちは正直に決められた数だけ品物を持っていくに決まっているからです。お母さんにプレゼントするために景品を選ぶ子もいたり、景品が欲しくて、5回も回る子もいます。そんなに回るなんて大変!と思うけれど、真剣な姿が、ほほえましく思えました。
  「おちゃのこ祭祭」は、区内で活動をしているボランティア団体が中心ですが、当日、特にステージでは、小さな子どもから、高校生、そしてアクティブシニアの皆さんとさまざまな世代の人たちが参加しています。地域で、世代を超えた催しが難しくなっている現在では、貴重な場所となっているかもしれません。
すんだいがくえん 毎年OB・OGが参加していた駿台学園音楽・吹奏楽部は、今年は部員も多くなったので、現役部員を中心に舞台発表されたということで、先輩方はサポートに回っているそうです。お話は顧問の芝池龍蔵先生と部長の安田浩佑さんに伺いました。「舞台で発表するという機会があるのは、部員のいい経験になる」とのこと。素敵な演奏を聞かせていただいた上に、感謝の言葉までいただき、恐縮します。また凛とした礼儀正しい部長さんの様子をみて、部活動に力を注がれていることに感心し、頼もしく感じました。部活の一環として、福祉施設や保育園などでも、演奏活動を行っているそうです。また来年も「おちゃのこ祭祭」に来てくれることをお待ちしています。

 ステージではこのほかに、会場全体で参加しての歌や踊り、マジック、子どもたちのダンスと、バラエティに富んだ内容です。
 今年も多くの人の来場があり、1階の模擬店では、お客さんが舞台の発表を観ながら食事をしていました。手作り感いっぱいのおいしい空間です。ロビーでの“日本の文化”伝承の意味での、そばの手打ち実演も見ごたえがあります。2階のバザーは、毎年人気です。2階から5階までの体験展示では、各団体の手作り販売や、ゲームや手作り体験、聴導犬のコーナー、手話コーナー、カイロプラクティックやアロママッサージ、直売野菜、名刺作成、ほっとひといきの喫茶、子どもとお母さん・お父さんが一緒にくつろげる空間、健康チェック、擬似老人体験などなど。被爆体験などの写真展示もあり、市民活動のおまつりらしく、常にメッセージを発信しているのは「おちゃのこ祭祭」ならではです。市民の生活をまもるという視点からも、消防署や防災ボランティア団体の参加も心強いです。また、このような市民活動を応援しサポートしている市民活動の拠点、「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営しているNPO法人東京都北区市民活動推進機構(愛称KiVo、キーボ)のブースでは、今年は北ケーブルTVさんの地デジ対策コーナーも設けられました。かいじょうじゅんび


 大勢の人でにぎわった2日間が終わると、参加団体でエンディングを行った後、一斉に片づけに入ります。準備よりも、この片づけのほうが何倍も、神経を遣います。現状完全復帰があたりまえ、でも、たくさんの人がかかわっていることもあり、あった場所に戻すというのが結構大変です。「椅子が足りない!」「あった!」など、すべての備品が揃っているかどうかの確認も一苦労です。トイレ内も忘れ物やごみがないか、すみずみまでチェックします。毎年準備も入れて3日間も、滝野川会館のすべてのフロアをつかわせていただき、会館には皆とても感謝しています。ですから、絶対に迷惑をかけられません。それでも、いくつかぼろぼろと、謝らなければならないこともでてきてしまい、反省点はあります。今後は、参加団体全員で協力をして、反省点を改善できるようにしていきたいです。
 また今年は、KiVoのブースで「宮崎口蹄疫被害義捐金」箱を設置しました。義捐金は16,000円集まり、社会福祉法人宮崎県協働募金会に寄附しました。ご協力ありがとうございました。
 来年度以降も、より多くの皆様に、ますます楽しんでいただける「おちゃのこ祭祭」にしたいと思います。参加団体の皆さま、これからもご協力をよろしくお願いいたします!

(文責:KiVo 佐藤幸子)

おちゃのこ祭祭2010  
〜こころをつなごう 未来と笑顔〜
参加団体・個人 (五十音順 敬称略)

【ステージ部門】
朝日和のぼる/アロエベラふれんず 藤澤るみ
S.M.V./江戸囃子 鼓太郎
MKクラブ/おもひでチューズデー/かりゆし会
北区マジック友の会/健康医楽研究会
小島かおるとその仲間達/The Ocean View
手話ダンスサークルさくら草
駿台学園音楽・吹奏楽部
武内勲:NPO法人 マイム芸術研究所
プア・マエオレ/ファンキーモンキーズ
フラ・マダン/観月会/ムクナバンド
萌シスターズ/レインボー手話ダンス
WAI!S DANCE JOY!!

【体験展示部門】
NPO法人 飛鳥会
NPO法人 ACT北区たすけあいワーカーズひよこ
NPO法人 東京都北区市民活動推進機構
北区原爆被害者双友会
北区子ども感動コミュニティ機構(COCO)
北区社会福祉協議会
北区男女共同参画推進ネットワーク
北区聴覚障害者協会&北区手話サークル連絡会
北区防災ボランティア
北区立たばた福祉作業所/健康医楽研究会
こころとからだのハッピータイム
(財)日本文化生涯学習振興会21
(社)東京都療術師会
城北演劇を観る会/自立生活センター・北
滝野川消防署/点訳グループ北区六星会
聴導犬普及協会城北支部
東京都障害者総合スポーツセンター
東京ほくと医療生協/西ヶ原病院デイケア
花うさぎ/ボランティアグループ こだま
百華の会/リサイクルグループ アミークス

【バザー部門】
NPO法人 飛鳥会/きたく子ども劇場
北区聴覚障害者協会/手話サークルきつつき会
文化を創る会/ワーク・イン・あすか

【模擬店部門】
アフリカ文化交流 アフリーク/NPO法人 飛鳥会
きたく子ども劇場/北区聴覚障害者協会
Jエアロビクラブ/鳥肉の山田屋
月の砂漠/百華の会/山ちゃん

 


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2010年6月26日更新版

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